『闇と光』
原作: 岡本俊


時は2XXX年・・・
侵略者によって地球は死の星とかしていた・・・。
人類は一人、また一人と絶えていった。
そんな中、生き残った地球人はシェルターの中に非難していた。

その中に1人の少年がいた。
名前は『エクト』。
彼の両親はすでに全員死んでいる。
彼はシェルターの中でじっとしていと周の声が聞こえる。

『もう、だめだよ・・・』
『ココマデナノカ・・・』
『帰りたいよ・・・』
『ムリだ・・・』
『死にたくないよ・・・』


ドオォォォォオン!
突然、爆発音が外から聞こえてきた。
爆発音は続き、シェルターは揺れ続ける・・・。
中に居るものは泣き叫んでいた。
そしてドアを蹴り倒し、宇宙人が入ってくる・・・。
抵抗したものからどんどん殺されていった。
もう希望もないと思っていたエクトは抵抗せず彼らの基地へ行った。

彼らはある部屋へと連れて行った。
そこではエクトを含め5人の人がいた。
大柄の男の『太田』
小柄な青年の『フランク』
元地球軍、参謀で中年の『デイビット』
元陸軍、ロボット製造課・課長の『トニー』
そして・・・
エクトの5人だった。

彼らの仕事は主に基地の中の雑用などだった。
そして日がたつにつれてお互いの仲が良くなってきた。
そして夜、全員が部屋に居る時に太田がしゃべった。
『ここから出られる方法ねーかな・・・』
『いや、ある。』 デイビットが答えた。
『ウム、できない事もない。』 トニーも言った。
『どうやって?』 フランクが聞いた。
するとエクトも興味を持ったようで、
『できるんですか・・・?』と聞いた。

そして会話は続いた・・・

作戦とはトニーが仕事の合間に見ていた、戦闘員のロボット達を使うのだ。
トニーが言うには、ロボット達は夜の12時に2分間全てシステムダウンするのだ。
その時にコントロールルームにまで行けばロボット達を操る事ができるそうだ。

そして次の夜に作戦は実行された。
事前に扉の鍵はあけておいた。
そして基地に地図も手に入れておいた。
23時55分に鍵を開けて5人は部屋を出た。
そしてコントロールルームの前までついた時に・・・
中で動いていたロボット達が停止した。

太田がドアを押し倒して中に入った。
そしてトニーとデイビットがコンピューターにキーを打ち込んでいる。
フランクとエクトは地球軍と交信をしている。

『我々は敵軍のコントロールルームに潜入して・・・』

そして2分が経過してロボットが動き始めた。
警報ベルが鳴り響き外からロボットが入ろうとした。
が、太田がドアの前に物を置き、重石になっているのでドアは開かない。
そしてエクトと太田で中にいるロボットを壊していく。

すると突然スクリーンに敵の大将が映った。
彼は基地の中のどこかから話している。
『貴様らのしている事は全て無駄な事だ!ゆけ我が僕どもよ!』
するとコンピューターが爆発して、ロボット達が大量に入ってきた。

5人は追い詰められた。
そして彼らは覚悟を決め、あるスイッチを押した。
それは基地の自爆スイッチである。

この基地には大量の武器等が積んであるためか基地は一瞬で消滅した。
地球軍はのこった侵略者達を倒し勝利、5人は国の英雄となった。

そしてエクトはその時、闇の中をさまよっていた。
何もなく、どこまでも続きそうな暗闇・・・
するとどこからとも無く両親の声がした。

突然、闇は光に包まれた。
そしてそこにエクト両親はいた。
エクトは両親の居る場所に来たのである、そう・・・
天国に・・・。


これは自分が去年の4月末に日記で書いた話です。
それに補修してちょっと書き足した物です。
なんか自分の中では微妙なんだけどね・・・
この主人子らしい活躍をしていない主人公エクトの名前はデジモンセイバーズのイクトから取ったものです。
ちょうどこの頃に始まったはずです。


−6・23・07−


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